生活環境ニュース (平成12年)

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住みやすい日本を! 更新日 2001/04/29
作りましょう!

日付
ソース
ニュース
2000/12/14
朝日新聞
公庫金利0.05%下げ
住宅金融公庫は12月13日、住宅ローンの最優遇の基準金利を現行の年2.85%から0.05%下げ2.80%に引き下げると発表した。
引き下げは公庫金融の第3回申し込み開始日(10月30日)の時点にさかのぼって適用される。

住宅ローン減税
住宅ローン残高(5000万円以下)の1%を10年間所得税額から控除。2001年7月から2003年12月までの入居者が対象。



☆コメント☆
住宅を建てたい方にはうれしいニュースだが、当初予算より建築費はついつい増えてしまう。そこで誰しも考えるのが「安く安く」である。しかしシックハウス症候群になってしまう家を建てれば100%以上のリスクがかかってしまう。 建てた家には住めない・・・ しかもローンだけは残る・・・病院その他の費用がかかるetc. etc.・・・
家を建てたいあなた!!お気をつけて。
2000/12/03
朝日新聞
サワガニの生殖異常・メスに男性器、オスに女性器
九州北部のある渓流で144匹の沢ガニを調べたところ、12匹のメスにオスのようなペニスがみつかり、16匹のオスにはメスの「生殖口」が発生していた。
渓流の水を調べたが内分泌錯乱物質(環境ホルモン)の疑いをもたれている有機塩素化合物やプラスチック関係の化学物質は検出されなかった。
九州の他の川や渓流での予備調査でも同様な異常が見つかっていることから一カ所だけの特別の現象ではないとのこと。


☆コメント☆
全体の2割ものサワガニに異常が見られることになるが、この割合は深刻に受け止める必要があると思う。今回注目する事は、メス化とオス化が同時に起きていることだという。環境ホルモンや有害な化学物質は生物を中性化するという共通の現象が見られるが、人間男性の精子の数が減少している事や女性の乳ガンの増大などの事を考えるとたかがサワガニの事と傍観していられないニュースである。
2000/10/21
読売新聞
環境ホルモン ごく微量で、妊娠初期に影響
妊娠初期に、ごく微量の環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)の一種、ビスフェノールA にさらされただけでも、子供の成長過程が促進されるなどの影響が出ることが、東京大医学部産婦人科、堤治教授らのマウスの実験で、21日までに明らかになった。
極微量の環境ホルモンの影響の有無は、世界中で論争の的となっているが、現在、人間の体内に存在するビスフェノールAより低い濃度でも影響が現れることが確かめられたのは初めて。
近年、女児の月経時期が早まるなど、子供の早熟化が進んでいるが、堤教授は環境ホルモンとの関連を調べる必要があると警告している。


☆コメント☆
生活環境協会の活動も有害な化学物質の影響を少しでも少なくすることを目指しているが、ごく微量の化学物質(環境ホルモン) が私たちの健康に影響している医学的発表として、見過ごせない記事である。
2000/10/17
読売新聞
室内汚染物質 総量規制
厚生省が中古・新築住宅からそれぞれに室内で発生する多くの揮発性有機物質(VOC)濃度をトータルで規制するとの事。
あらゆる化学物質を測定するのは不可能として、主なもの数十種類を選んでその濃度を合計、規制するやり方だ。
厚生省が打ち出したのは中古住宅では400マイクログラム、新築住宅では1,000マイクログラムという「暫定目標値」だ。
この数値は97、98年に全国の住宅約300戸を対象に、40種の化学物質による室内汚染を調査。約半分の家がクリアできるレベルを目標値とした。
2000/09/14
朝日新聞
熱中症366人。今年は暑かったね!で済まされないのでは
東京消防庁が7,8月に出動した中で熱中症が366人で昨年より132人増であると報告。 猛暑の影響でと解説しているが、はたしてそれだけだろうか。
地球環境の悪化で先日オゾンホールが最大になった記事を掲載したばかり。地球温暖化の影響が確実に 現れてきているのではないかと考えたくなる。
また人間の身体機能が気温に適応しにくくなったとも考えられる。いずれにしても環境や 健康をもっと切実なものとして受けとめなければならないと思った記事である。
2000/09/10
朝日新聞
有機リン系防除剤、公務員官舎は使っちゃだめ、でも、民間住宅には求めず
「米国で規制されている有機リン系のシロアリ防除剤が、日本の国家公務員官舎を建てるときには 使えなくなった。官舎建設を担当する建設省は、「使用中止は世界の流れ」と胸を張る一方、 民間住宅への適用については、「化学物質の規制は通産省の管轄。民間住宅に求めるつもりはない」 (住宅局建設指導課)とそっけない。 「公務員への配慮がなぜ国民にはできないの?」。縦割り行政というにはあまりにお粗末な話 に関係者はあきれ顔だ」 2000/09/10朝日新聞より引用

2000年6月8日にアメリカのEPA(日本の厚生省+環境庁に相当)は住宅および商用建材 での殺虫剤クロルピリホスのほとんどすべての使用を禁止する発表をしました。 その目的は神経毒性のある有機リン系殺虫剤クロルピリホスの健康被害をできるだけ減らす (特に影響をうけやすい子どもを守る)ことにあり、EPAとメーカー(ダウケミカル社)の 合意がなされています。 アメリカではすでに行政の対応がこのようになされているにもかかわらず、この記事は 関係者にとっては「何じゃコレ!!」のお粗末な話。
2000/09/06
朝日新聞
オゾンホール最大に
南極大陸にあるオゾン層が破壊されてできるオゾンホールの面積が過去最大となったことが 気象庁の調査でわかった。 9月3日現在オゾンホールの面積は南極大陸の2倍以上の約2844万kuで、1998年9月に 記録した2724万kuを更新して拡大中とのこと。

豆知識
太陽の表面温度は6000度Cで、そこから出てくるエネルギーの中で紫外線の割合が多い。 紫外線には強い作用があり、紫外線をたくさんあびた細胞は突然変異を起こしやすく、 バクテリアならば死んでしまうし、人間ならばガンになる可能性がある。 しかし太陽からくる紫外線は地表上3万メートルから5万メートルくらいの高さの成層圏 にあるオゾンによって大部分が吸収されるので、ごく少量の紫外線しか地表には届かない。 新聞が伝えるところによると、紫外線を吸収してくれるオゾン層に穴があき、その 穴が過去最大になったとのことである。 この状態で成層圏のオゾン量が減って紫外線がたくさん届くようになると皮膚ガンの患者 が増えるのではないかと懸念されている。 人間が日光消毒されて、消されてしまうことになりかねない。 身近な問題ではないようだが、実はわたしたちの切実な問題ではないだろうか。地球環境問題 とはこういうことなのであると思う。
2000/09/03
朝日新聞
健康は赤身の肉、緑黄色野菜を
「夏の終わりのだるさや食欲不振は脱水症状やたんぱく質、ビタミンの欠乏による 脳の機能低下!!」....浜松医科大学高田明和教授

体の表面から常に水分が蒸発しているため、盛夏が過ぎても軽い脱水状態の人が多い。 エアコンのきいた室内にいても同じこと。コップ一杯の水を毎日こまめに飲むと脱水症状も 解消。たんぱく質は脳の栄養素。霜降り肉より赤身の肉で補いたい。 ビタミンの中でもB類は脳の働きに大切。貝類や緑黄色野菜でカバーできる。
さらに体のだるさは自律神経の乱れが原因の一つ。自律神経の乱れの回復法として、 片鼻呼吸法がある。朝起きたとき、片鼻を指でおさえてゆっくり呼吸する。 片方ずつ10回繰り返す。視床下部を刺激してくれる。また朝起きたらベランダや 庭で日光を浴びるのもいい。交換神経の働きを高めて夏バテを早く解消しよう!!
2000/08/18
朝日新聞
都内の3歳児5人に2人がアレルギー 東京都衛生局の調査
昨年9月に都内で健診を受けた3歳児8000人が対象で4400人から回答を得た。 最も症状が多かったのはアトピー性皮膚炎で18%、ついでジンマシン15%、ぜん息9.5% 、食物アレルギー9.4%だった。
2000/08/03
朝日新聞
環境ホルモン室内の濃度 最大で屋外の10倍 東京都衛生局
室内の内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の濃度調査で、生殖機能に影響を及ぼすとされる フタル酸エステル類の濃度が、外気に比べて10倍近くになることがわかった。 都衛生局では、昨年11月から4ヶ月の間に、都内の住宅や事務所、老人保健施設など35カ所で、 空気を採取し分析していた。
2000/07/25
読売新聞
あなたの家大丈夫?シックハウス症候群 住んだとたん頭痛、吐き気、鼻血 患者100万人?

せっかくの新築住宅に住んだとたん頭痛、吐き気などの症状に苦しまされる 「シックハウス症候群」の被害者が増えている。政府も緊急対策に乗り出したようだが、 原因と見られている建築建材の接着剤は、企業秘密ということで、成分すら公表されていない。
2000/07/25
読売新聞
シックハウス対策マンション建設へ 有害物質少なく24時間室内換気 鹿島業界初のガイドライン
シックハウス症候群の対策に大手ゼネコンも乗り出した。鹿島建設は約1年かけてホルムアルデヒド の研究を行い、独自のガイドラインを設定した。 http://www.kajima.co.jp/tech/healthy_housing/


このページは、特定非営利活動法人 生活環境協会が提供しています。