柳沢幸雄先生
Dr. Yanagisawa Yukio
住みやすい日本を! 更新日 2000/10/01 掲載日 2000/10/01
作りましょう!
柳沢幸雄先生(ゼネラル・アドバイザー)
柳沢幸雄先生 略歴
1947年まれ。東京都出身。1971年に東京大学工学部化学工学科を卒業し、大学院に進んだ。 大気汚染を研究し博士号取得。1984年に二酸化窒素の測定法とそれを用いた環境調査が認められ、 ハーバード大学の公衆衛生大学院の研究員となった。その後、東京大学地球環境工学寄付講座教授と ハーバード大学公衆衛生大学院併任教授を歴任した。両大学で地球環境・室内環境を テーマに精力的に研究し、1999年4月より東京大学大学院の新領域創成科学研究科、 環境学研究系・環境システム・コースの教授に就任し地球環境、室内環境をテーマに 精力的に研究している。室内環境学会の初代会長。現副会長。大気環境学会常任理事。 日本臨床環境医学会理事。生活環境協会ゼネラル・アドバイザー。
一般向けの著書としては
「CO2ダブルー地球温暖化の恐怖」1997/12/06出版 三五館 \1400

あとがきからの引用
地球環境問題は世代を越えた問題
 わたしはいつも子供と友の顔を思い浮かべながら、この本を書いてきた。ほとんどが中年の友と、 社会人と学生の子供たち。違う世代に属する両者を頭に浮かべながら書き進んできた。
地球環境問題は世代を越えた問題である からである。
研究者は知識の生産者
 研究を職業として選んだ私は、日々食べる食料も、身につけている衣料も自ら生産することはない。それらの生産者たちに依存して生きている。一方、研究者は知識の生産者である。食料や衣料の生産者が、使いやすいものを生産してくれるのと同じように、
複雑に入り組んだ地球環境問題 を、研究者に対してではなく、私の生存を支えてくれている生産者にわかりやすいように書いてきた、 と本人は考えている。
尊厳をもって、天寿を全うできる社会を
 研究者として私は一生の中でもっとも生産的な時間を、ハーバード大学公衆衛生大学院 (Harvard Scool of Public Health)で過ごしてきた。日本には医学を学んだ者と、 化学、工学、経済学あるいは法学を学んだ者が、一つの集団として教育と研究を行う組織はない。 これらの専門領域が融合して行う教育と研究に、私は工学を学んだ者として参加してきた。
Public Health がめざすものを私なりに定義すると、 「最大多数の人間が、人間としての尊厳をもって、天寿を全うできる社会を創ること」 である。日本ではあまり一般的ではないPublic Healthの分野に、 おおくのやる気のある学生が進出するのに、この本が少しでも役に立てば、 それは私の望外の喜びである。 この本を保護者としての責任を果たし終えたと感じさせるまでに成長した息子たちに、 そして私を支え続けてくれた友に捧げる。

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